【1-1】情報社会 (3) 情報のモラルと個人に及ぼす影響
どうも、現役AIエンジニアのゆーとぴあです。
今回は情報のモラルとその影響について学んでいきましょう。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちらから!!
情報のモラル
モラルとは?
モラルとは、「人間だったら当たり前に守っておきたいもの」です。
それでは情報社会においてのモラルとはなんでしょうか?
情報社会においてのモラル
それは、ネットワークの先の誰かを想像して行動するということです!
皆さんはそのように行動できているでしょうか?
例えば、「SNSの利用」を考えてみましょう。
SNSは気軽に投稿できることが魅力ですが、それにより以下のようなことが起こりえます。
他人に迷惑をかけてしまう
知らないところで被害に遭ってしまう
そのようなことが起こらないためにはどうすれば良いでしょうか?
発信の場合と利用の場合に分けてみていきましょう。
SNS発信
SNSの発信をするときは、
自身の発信が責任が持つことのできることなのか
他人の権利を侵害していないか
を心がけましょう。
責任を持つということは、情報に嘘がないことを含みます。
過去に、「大地震が起きた際に動物園からライオンが逃げた」というフェイクニュースを20歳の男がTwitterに投稿したことがあります。
実はこれは嘘の投稿でした。男はデマを流したことによって、動物園の業務を妨害したとして逮捕されています。
不用意に嘘をつくことは絶対にダメだという良い見本だと思います!
また、Twitterのリツイートなどの拡散の行為も発信であるという意識を持つことも大切です。
ライオンが逃げたというフェイクニュースを発信した男が悪いのはもちろんですが、実は情報の真偽が確かではないのに拡散した人たちもこれまた問題なんです。
フェイクニュースはときに人を傷つけてしまうこともあったりするので、すごいスピードで情報が拡散されてしまう現代において、拡散の行為は是非とも気をつけたいものです、、、
SNS利用
SNSを利用する際には、不用意に自分の個人情報を提供しないようにしましょう。
個人情報って「何が個人情報なの?」ということなのですが、実は個人情報保護法という法律の中で「個人情報とは」が定められています。それによると、
生存する個人に関する情報で、氏名、生年月日、住所、顔写真などにより特定の個人を識別できる情報。他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものも含まれる。また、番号、記号、符号などで、その情報単体から特定の個人を識別できる情報で、政令・規則で定められたものを「個人識別符号」といい、個人識別符号が含まれる情報は個人情報となる。
だそうです。これ、わかりにくいですよね、、、
私は社会人になってから会社の研修で知ったんですが、最初はなかなか理解が難しかったです。ということで、以下にまとめ直してみました。
氏名・住所・顔写真などのその人を特定できる情報は個人情報!
生年月日や電話番号などは、それ単体では個人情報ではないが、氏名などと組み合わせることで特定できることがあるのでその場合は個人情報!
メールアドレスでユーザー名やドメイン名から特定の個人を識別することができる場合は、個人情報!
指紋や声などの身体の一部の情報は個人識別符号が含まれるので、個人情報!
パスポート番号やマイナンバーなどは個人識別符号が含まれるので、個人情報!
これらが個人情報です。SNSではこれらは公開しないようにしましょう。
また、SNS上の情報を完全に信じることはやめましょう!
SNS上では有名人や異性になりすましをしている人も、少なからず存在します。十分に注意しましょう!
情報化が個人に及ぼす影響
情報化が進むことによって、パソコンやスマートフォンなどの情報機器に過度に依存する人が出てきています!
たまに、友達と遊んでる時もずっとスマホを触っている人いますよね、、、
そのような方は、テクノ依存症(ネット依存症)かもしれません。具体的な症状としては、スマホがなければ気分が悪くなったり、不安に感じてしまうなどが挙げられます。
また、反対に情報機器をうまく使いこなすことができずに不安を感じてしまうテクノ不安症の方も一定数いらっしゃいます。
どちらかの症状に当てはまる自覚がある方は、一度病院で治療してもらうことを考えてみても良いのかもしれません。
うまく、情報機器と付き合っていくことを心がけましょう!
【情報Iのオススメ書籍】
「情報Iってどんなことを勉強するのか?」がわかりやすく書かれていると思います。このブログの内容の予習にオススメです!